TPPを憂う Part3

想像通り、米国の国債デフォルト問題は、
茶番ならではのスムウスさで回避されましたナ。

木曜日の朝には決着がついていましたからね。

自動売買ソフトの運用を自重するのはもう大丈夫。
来週からは通常運転に戻しても良いと思います。

 

さて。

前回のメルマガで私が再認識した国民皆保険についてですが、
米国在住の読者様から、
実に生々しいレポートが届きましたのでご紹介します。

————————————————————

西ヤンさん、

メルマガをいつも楽しく読ませてもらっています。
今回どうしても一言言いたかったのでメール差し上げます。

私は現在アメリカに駐在しており、
西ヤンの仰る日本の保険制度の素晴らしさを実感しています。

現在アメリカの医療保険に加入しておりませんので、
病院に掛かった際にキャッシュで払う旨を
レジのお姉さんに伝えます。

(実際には駐在用の海外旅行保険に加入しているので
 後に日本の保険会社から清算されるのですが)

するとお姉さんは必ず驚いた表情になります。

「今回の検診は$500もするのよ。大丈夫?」と。

おおまかな治療費はこんな感じです。

- 子供が発熱して検診してもらうのに$150
- 嫁さんの妊婦検診に最低一回$300
 (出産まで何回も通うのでトータルは恐ろしい額に)
- 歯を一本治療するのに$600

このような経験をすると、保険に加入できない、
あるいは掛け金の安い保険にしか加入できない
低所得者層のアメリカ人の苦労が理解できます。

日本の皆保険制度が脅かされないことを切に願っています。

以上、ただのつぶやきですが、
読んでくださってありがとうございます。

————————————————————

おー怖。
なんつー所業。

こんなことが明日から日本で適用されることになったら、
あなたはどうしますか?

そうヤスヤスと風邪も引けませんし、
そうヤスヤスとビックリマンチョコを食べることもできません。

と言いますか、所得が低ければ、
子供を産むことさえも考えなくてはなりません。

なんというかまあ、米国の悪い部分がてんこ盛りな訳です。

つまりはゴッツ格差社会に拍車をかける仕組みですナ。

 

忘れもしない、今年の「3月15日」、
日本はTPP交渉への正式参加を表明しました。

その時に発した安倍首相の発言が、
「(TPP交渉参加は)国家百年の計」。

 

ん?

 

そして先月の「9月25日」、
ニューヨーク証券取引所にての講演で
「日米両国がTPPをつくるのは歴史の必然です。」
という発言。

 

んんん?

 

矢継ぎ早に「10月10日」、
オバマ大統領が国内のデフォルト問題で不参加だった
東アジア首脳会議。

かなり積極的に、日本がASEANと一致団結して
世界の平和と安定に貢献していく決意を表明していましたが、
その一方で、TPP参加国の首脳に「TPP妥結」の尻を叩き、
「年内に妥結することを目的に、
 残された困難な課題の解決に取り組むべきである。」
との声明を打ち出す始末。

 

んんんんんんん?

 

・・・と言いますか、
日本はTPP交渉への参加を表明をしていますが、
「TPPへの参加」が日本国で承認された訳ではありません。

国会決議が必要です。

にもかかわらず、この海外へのアッピール。

TPPに参加してしまった日には、
米国在住の読者様からいただいた、
あの生々しいレポートが我々の生活の一部となる訳です。

無論、「保険」はTPPのひとつに過ぎません。

まだまだ日本が冒されてはいけない分野があります。

 

とは言ってもまあ、以前にメルマガでも書きましたが、
3月15日に「TPP交渉への参加表明」をした時点で、
「普通に考えたらこのTPPグループからは抜けられないよね。」
という暗黙の了解が国際社会においては働くので、
今さら安倍首相のこんな言動をアタクシが嘆いても、
後の祭りかも知れません。

しかし、国内ではTPP参加が承認された訳ではありません。
これだけは覚えておいてください。

 

余談ですが、
国内ではアベノミクスを賞賛する論調が多いのですが、
「ひょっとして安倍首相は、
 かなりガッカリな首相なのでは?」
と、(TPP交渉参加表明あたりから)私は思い始めています。

これまでの首相と比較して、
下手に安倍首相に「実行力」が伴っている分、
現在の人気を背にして妙な方向に走っていってしまわないか、
実は私、エラく心配しております。

そもそも消費税増税でデフレは脱却できるとは思えません。

増税前の駆け込み需要はあるでしょうが、
長続きしないと私は思っています。

「リメンバー橋龍内閣!!」
歴史は繰り返される・・・と考えています。

・・・かといって、
代わりに首相ができるような人がなかなかいないのも現状。

うーん。

「安倍首相とTPP+諸々」については、
改めて西ヤンメルマガで私の考えを明らかにしますので、
チクと楽しみにしておいてください。

 

西ヤンメルマガをお読みになりたい方はコチラ。

 

あ、西ヤンがTPPについて語った記事はコチラ。

TPPを憂う
TPPを憂う Part2

 

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