日本国民総背番号制

しっかし、
またしてもお寒いニュースが飛び込んできました。

 

はい。

日本国民が、
「数字で管理される日」
が間もなく来るようです。

って、
こんな話は昔っから出ては消えしているのですが、
国としては「今や機なり」と判断なさったのでしょう。

 

何のニュースかと言うと、

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

自民党が、全国民に番号を割り振って、
納税や社会保障の情報を一元管理する
「共通番号(マイナンバー)」制度に関する部会を開き、
制度を導入するための関連4法案を了承した。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

というニュースです。

 

つまりは、
「チックラ日本国民全員に背番号振ったろか」
ってナ話です。

例えば、西ヤンでしたら、
「N-0517-00246-001」みたいな感じで、
さながら安っぽい近未来を描いたハリウッド映画の如く、
ひとりひとりに背番号のように数字が割り振られる訳です。

まだ、自民党内の部会で了承されただけですので、
制度が導入されるまでは時間がかかるでしょうが、
2015年の番号交付、2016年の利用開始を目指しているようです。

ただ、そもそもこの法案は民主党が言い始めたことですし、
野党からの反対も少ないでしょうから、
結構スムーズに施行までに至る気がします。

 

いやあ・・・

いよいよ日本国民が、
いよいよ国の厳しい管理監督下に置かれる第一歩
・・・という訳です。

 

おめでとうございます!!

 

って、全然、おめでたくありません!!

 

いやいや、わかっていますよ。

この背番号が振られることによって、たくさんの利点があることは。

今、ちょうど私が格闘している確定申告などは、
相当にスムウスにできるようになるでしょうし、
自分が納めた税金や保険料なども一目瞭然になるでしょう。

また、恐らく将来的には、
「何歳から」「月にいくらくらい」年金が受給されるのか?
なんてこともすぐにわかってしまう気がします(西ヤン予測)。

(あ、とは言え年金なんぞは、今後、
 支給金額がグングン下がったり、
 支給年齢がグングン上がったりするでしょうから、
 この辺の柔軟性を兼ね備えたシステムの方が
 良いでしょうナ(西ヤン予測)。)

と、そんな皮肉めいた発言はさておき、
背番号をつけられることで利便性が高まるのは事実でしょう。

 

ただ、やっぱり、おめでたくありません。

 

あ、まだ誤解なさっていますね。

 

もちろんわかっていますよ。

なんちゃら人権擁護団体が、
「人間が数字で扱われるなんてどうなのよ?」
なんて血相を変えて反論する話は的外れだと思いますし、

弁護士団体が、
「個人情報が漏れてプライバシーが丸裸になる恐れがある。」
なんて発言も、多少心配ですが本筋ではないと思いますし、

シンクタンクのアナリストが、
「システム整備のための莫大な費用が国民に理解されるかが課題。」
なんて冷静に言っていますが、これも悩ましい話ではありません。

国はヤルときゃヤルのですから。

 

もうひとつ誤解の無いように言っておくと、
国民の義務たる「納税」は「必ず」行わなくてはいけません。

あたり前田のクラッカーです(久々)。

先日のメールでもご案内した通り、海外のFX業者で上げた利益は、
属地主義たる日本の納税システムに則り、
総合課税扱いで申告して納税しなくてはなりません。

そういえば先日、副業で稼ぎ始めたポッと出の起業家の卵が、
「去年、●百万円の利益が出たんですケド、
 ちゃんと申告しなくてはダメですかね。」
などと非常識な発言をしていましたので、
「ナメンな。
 高くても悔しくても悲しくても辛くても、
 日本で生きている以上は税金を払わないとダメだ。」
と一喝したばかりです。

国民全員に背番号を振られることで、
不当に税金を払っていない連中や、
年金なんかの不正受給をしている連中が、
相当数、駆逐されると思いますので、
私はその点については大賛成な訳です。

 

ではなぜ、私は「おめでたくない」と言うのか。

 

はい。

これは、国の立場から考えるとよくわかります。

 

自民党が背番号法案をなぜ施行しようとするのか?
と言うと、
「税金をモレなく徴収するため」
が最も大きな目的だと思います。

そんな立場で、
国民を背番号で管理することができたとすると、
その後、国はどんなことを行ってくるでしょうか。

例えばの話。

ここにAさんという年金受給者がいたとします。
そのAさんが税金の未納分があったとしましょう。

そうすると、国は税金の未納分を回収するために、
「税金」と「年金」という壁を越え、
年金支給を止めるなり減額するなりして、
年金分から税金を回収することができる訳です。

更に言ってしまうと、仮にAさんが年金受給者のような、
「国からお金をいただく立場の人間」でなければ、
Aさんに紐付いている「親兄弟」から、
税金を徴収するなり年金を削れたりする訳です。

あくまでも西ヤン予想ですが。

・税金を増やしたい
・年金徴収額を増やしたい
・年金支給額を減らしたい

こうした国の思惑が、
背番号制によりどんどんスムウスになります。

そして、こうした「国の管理」が、
ジワジワと拡大していくでしょう。

カエルを徐々に茹でていくかのように。

 

誤解の無いようにしてくださいね。

税金も年金も保険料も何もかも、
国民の義務たるものであれば、
悔しくても悲しくても大変でも支払わなくてはなりません。

それは、あたり前田のクラッカー(2回目)として、
私は、この背番号制が「国による国民管理」の、
大きな大きな第一歩に思えて仕方ありません。

国民が常に国にキヌタマを握り続けられた状態に、
なってしまうと思う訳です。

 

そう言えば、昨年の3月に、
厚労省が厚生年金保険料の長期滞納している悪質事業所に、
強制徴収を国税庁に委任したというニュースがありました。

その業務には、悪質な連中を担当に扱っている
東京国税局の特別整理部門(恐らくエース級)が
徴収業務にあたっています。

もともと、徴収を委任する取り決めはあったのですが、
その実力行使が行われてきています。

改めて思います。

縦割りだった政府の機関も、
こと税金の回収については、
思いっきり横割りの連係プレイを行うのだなと。

 

国はもう本気なのでしょう。

 

・・・私がおめでたくないと思う理由は、
あなたに伝わりましたでしょうか?

 

想像力の豊かではない私は、
今、この背番号制を「スタート」として、
国はどのようなことを考えているのか、
国はどのようなことまで管理しようとしているのかはわかりません。

しかし、その第一歩は、
静かに歩みを進めているという訳です。

 

そんな目線でこの「背番号」に相対すると、
また違った思いが湧いてきます。

世界で類を見ないほどに住みやすい日本国が、
どんどん住みにくくなっていると感じます。

 

・・・とまあ、
あくまでも私の妄想、拡大解釈での世界の話ですので、
実際にどうなるか?は私はわかりません
ということをどうぞご了承くださいませ。

 

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