「エコノミー以上、ビジネス以下」という微妙な立ち位置からのおぞましい悲劇。

突然の素っ頓狂な話で恐縮すが、
私のような丁稚のごとき四十代でも香港にも参ります。

ここのところ実に楽しい案件に囲まれており、
できることなら九段下の小さな事務所で背中を丸めて、
ものを考えたり、策を練ったり、情報発信をしたりしたいのですが、
今回ばかりはチクとホンコーンに用事があって飛んでいます。

今は、空港から九龍半島のチムサーチョイに向かうMTVの中で
この記事をシコシコ打っています。

 

・・・そして思い出すのもおぞましいことなのですが、
飛行機の中でエラい目に遭いました。

そうです。

見たくもない「ホラー的な映画」を見させられたのです。

 

ときに私は、国内外のフライトには、
誰かが費用を負担してくれるなどのステキなはからいがない限り、
エコノミークラスでのフライトを常としています。

私は現在、行動のほとんどすべてを、
来年からのカナダでの生活に焦点を合わせているために、
無駄な費用は使わないようにしているからです。

無駄な費用を浮かし、自由に動かせるお金ができれば、
投資元本の底上げに回したり、分散投資に回したり、
自分の事業への再投資に利用したり、
日本での事業を守ってくれるメンバーの学びに投資をしたり、
あるいは投資やマーケティングを勉強して
自分自身に知識や経験を積み上げて行ったりすることが、
今後の私の人生を考えれば重要だということがわかっているからです。

仮にお金が入ったからとて
キラキラした洋服を買ったり、ゴツい車を買ったり、
無駄に高級な食事をしたり、見晴らしの良い高い家に住んだり、
交友関係を広げるための無意味なパーティに参加したり、
あるいは、女性にお金を使ったりすることはほぼありません。

今、香港で着ている服も、
サラリーマン時代に買った服を大事に着ているので、
見た感じは、ちょいとうらぶれた丁稚風ですが、
一応、戦略的にそうしていると自分に言い聞かせています。

 

ところが。

そんな私なのですが、今回のフライトでは、
飛行機が混んでいるからという理由で、
完全に航空会社の都合(粋な計らい?)で、
「プレミアムエコノミークラス」などという、
エコノミーのひとつ上のクラスにアップグレードしてくれました。

(エコノミー以上、ビジネス以下。なんとも微妙な立ち位置です。)

確かに席に座ってみるとこれがなかなかの快適さ。

 

ここまでは良かったのですが、ここで問題が勃発。

公共交通機関ではしばしば悩みのタネとなり、
ときにお隣さんとの紛争のネタにもなる「肘掛け問題」

あなたも何度も悩み尽くされてきたことと思います。

 

例えば新幹線の指定席。

双方の間に静かに鎮座する「肘掛け」は、
・果たして早い者勝ちで利用して良いのか、
・相手のことを気遣って双方利用せずに肩をすぼめ続けるのが良いのか、
・前方と後方で共有財産とすべきなのか、
・肘掛けを薄く縦に二分して軽く乗せる程度で茶を濁すべきなのか、
・あるいは、片方の肘の上にもう片方の肘を載せ、
 その空間だけ生まれる家族的なお付き合いが正解なのか。

長時間の移動を楽にするはずの肘掛けが、
ときに双方の知略と謀略を戦わせる戦場になってしまうわけです。

ときとして両者をつなぐ「架け橋」である「肘掛け」は、
両者を分断する「三八度線」になってしまうわけです。

 

しかし。

本来ならば頭を悩ませながら共有すべき「肘掛け」が、
「プレミアムエコノミー」には存在しなかったのです。

正確に言うと、
双方にひとつずつ「肘掛け」が存在したのです。

つまり、お隣さんとの共有財産ではなく、
やや細目ながら、双方、自分専用の肘掛けが存在し、
適度な距離感と安心感を得ることができる「肘掛け」が、
そこには存在したのです。

 

実はこの「お隣さんとの適度な距離感」というのが、
この旅の最大のマイナスポイントとなってしまったのですから、
人生、何があるかわかりません。

それがそう。冒頭にお伝えした「ホラー的な映画」です。

人間万事塞翁が馬とは良くいったものです。

 

実は私、4年くらい前にメルマガかブログでも書いたのですが、
ホラー映画が非常に苦手です。

なぜなら・・・。ただただ怖いから。

あんまり人間にショックを受けさせたり、
ポンポンと人間を分断させてはいけません。

そもそも映画ってのは「楽しい」ものであるべきなのですから。

余談ですが、私は何も考えなくても楽しめる、
実に一直線なハリウッド映画が大好きです。

なかでもアルマゲドンという映画は好きで、
いつも同じところで泣いてしまうという単細胞ぶりを発揮します。

ですので、そうじゃない映画、
その代表格が私にとってはホラー映画なのですが、
そのホラー映画が、
お隣さんとの適度な距離感とあいまって、
私を恐怖のどん底に陥れました。

 

聡明なあなたはもうおわかりですよね。

 

そうです。

お隣さんが・・・ではありません。

お隣さんの「前」の女性、
つまり、私の左前方の女性が、
あろうことかホラー映画を鑑賞し始めたのです。

いや、正確に言えば、その女性が、
ホラー映画を鑑賞しているのに、私は気づきました。

牛肉とお米がごちゃっと混ぜられた、
東南アジア独特のスパイシーな匂いが充満した
カレー的なものを私が口に運ぼうとした、まさにその時。

見たくない映像が私の目に飛び込んできました。

もちろん飛行機の中で鑑賞できる映画ですから、
ホラー映画といっても、
かなりソフトなオブラートに包まれたやさしいホラー映画です。

でも、アルマゲドンが大好きな私にとっては、
彼女が見ていた映画はホラーのど真ん中。実に怖い。

 

なぜ、私の左前方の女性の映像が私の目に飛び込んできたのか。

それこそが「プレミアムエコノミー」のしわざでした。

つまり、
お隣さんとの距離が適度に空いた「プレミアムエコノミー」では、
目の前の座席の両者の座席も当然に適度に空いています。

更にその左前方のホラー女性は、
往年のカウチポテト族よろしくピーナッツを口に運びながら、
座席をかなり倒して映画鑑賞。

・「席が離れている」⇒「左前方のモニターがよく見える」
・「席を倒している」⇒「左前方のモニターがなおよく見える」

まず、この2つの偶然が重なりました。

加えてこんなにもホラー映画嫌いな私でも、
「怖いもの見たさ」という人間が元来持っている欲望を
抑えることができず、
結局、音のないホラー映画を一部終始見続けるという、
おぞましい経験をしてしまった。

・・・という話でした。

無論、オチ無しです。

悪しからずご了承ください。

 

MTVはもう間もなく九龍に到着します。

 

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