(続)自動売買は裁量より難しい(+ヒント)

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前回、こんな記事を書きました。

自動売買は裁量より難しい

内容が内容だけに、「反論」めいたメールや、
「落胆」なさったメールをそれなりの数いただくかな?
と思っていましたが、案外とその手のメールは少なく、
(かと言って賛同メールも多い訳でもなく(笑))
やや拍子抜けしていましたが、
ともあれサイレントマジョリティ様の存在を信じつつ、
(続)自動売買は裁量より難しい
ということで、本話題の第二弾をご案内したいと思います。

あ、(続)で思い出しましたが、
ちょいとだけショウムナイ話にお付き合いください。

普通、(続)って言ったら「ぞく」と読みますよね?

しっかし、なぜ「続日本紀」は、
「【しょく】にほんぎ」と読むのか。

「続日本紀」ってのは、六国史で言うところの、
「日本書紀」の次の歴史書のことなのですが、
つまるところ、日本書紀の「続編」な訳です。

にも関わらず、なぜ「ぞく」ではなくて「しょく」なのか。
(ついでに言うと、なぜ、しょくにほん「ぎ」なんか。)

確か小学校の頃に「続日本紀」を習ったと思いますが、
「なにゆえ『しょく』なのか?」
これが不思議で不思議で、
1週間くらい昼休みに渡り廊下に足を運んでは
ムンムン悩んでいた記憶があります。

(当時は渡り廊下で周りの人間をボンヤリ見ながら
 物事を考えるのが好きでした。
 ハタから見たら年端もいかない児童のタソガレっぷりに、
 なんだかハラの立つ光景だったと思いますが。)

恐らくは、
「続」を「しょく」と読むことには意味が無くて、
続日本紀を編纂した菅野真道などのメンバーが、

「チックラ『続』は『しょく』と読んどこか。
 桓武天皇にもその旨、畏れながら伝えておくワ。」

などと決めたのでしょう。

読み方のキマグレっぷりについては、
「御用達」=「ごようたし」
「境内」=「けいだい」
みたいな感じだったのでしょう。

(ここまで、西ヤンの勝手な想像です。)

さて、気を取り直して行きましょう。

先ほど、
「自動売買は裁量より難しい」の記事に対しては、
「反論めいたメールは少なかった」とお伝えしました。

とは言え、少数の方から、「反論」の声と言いますか、
「落胆」の声はいただきました。

特に「FX」や「自動売買」の初心者様から。

はい。

こうした「落胆」のお声をいただくことは、
あらかじめ予想ができていました。

西ヤン的な分析になりますが、
「自動売買」という何とも甘露な響き・・・、
言い換えれば、
私の大好きな「ネクター」的響き・・・
とでも言いましょうか。

この、愛くるしくも腹立たしいクソ甘い響きが、
「落胆」を生んでしまっているのではないかと想像します。

確かにFXの初心者様からすると、
「自動売買」ってのはつまり、
「ほったらかしでOKナリよ」と同義だと思います。

無論、私も最初はそう思っていました。

しかし、
自動売買をやっているウチに気づいてくる訳です。

「あれ?稼げんぞ。」
と。

なにせ、「自動売買」なのですから、
FXを知らなくてもほったらかしで稼げる
と思っている訳です。

でも、やってみるとどうも勝手が違う。

はい。

自動売買ってのは、そのネーミングから、
「入りやすい」「やりやすい」
というイメージが先行しがちです。

この初見のハードルのクソ低さが、
運用後のハードルの高さと相まって、
「想像と違って稼げないヤンケ!! 撤退!!」
という道を選んでしまう方が出てきてしまうのだと思います。

もちろん中には、奇特な方もいらっしゃって、
「どうにか工夫して利益を出す!! 継続!!」
という、良い意味でイバラの道を歩む方もいらっしゃいます。

かくいう私も同じアナのムジナです。

大変失礼ながら、
「自動売買は稼げない!!」という大きな壁に当たった時に
どのような対応をなさるのかは、
その方がそれまでに、どのような人生を送ってきたか?
によって、ずいぶん違っている気がします。
(あくまでも私の感想ですが。)

思い通りにならないことを環境や人のせいにしてきた御大は、
「自動売買なんて稼げないヤンケ!! もうエエわ。」
と実に短絡的な判断を下して撤退してしまいます。

自動売買の成績を掲載している一部の日記風ブログはその典型例。

1、最初は意気揚々。(稼ぐ気満々)
2、あれ?と違和感に気づく。(不安感芬々)
3、損失が拡大して自動売買では稼げないと判断。(意気消沈)
4、販売者や検証者を批判しつつ、
  「自動売買なんて稼げる訳無いヤンケ!!」
  と毒づいてブログ終了。(他者批判)

こうして廃墟のように放置されているのブログの数々。

この手の趣き深いブログを散策するのも、
なかなか味わい深いものです。

夏草や兵どもが夢の跡

まあ余計なお世話ですワな。こんな話。

はい。

つまるところ、前回のメールで書いた通り、
「自動売買」ってのはつまり、
「ほったらかしでOK」と同義ではなく
「自動売買」ってのは、あるロジックに従って
「自動」で「売買」してくれる「だけ」もの
な訳です。

つまり、そのEAのパフォーマンスを最大限に引き出して、
利益をしっかり出そうと思えば、
裁量的な知識と工夫が必要になってくるのです。

「FXに対する理解度」が高くなくては、
どの時期に、どのEAを選択すれば良いかもわかりません。

また、相場によっては運用を止める必要がありますが、
この技量もおぼつかない訳です。

これでは苦しい自動売買となります。

誤解の無いように言っておくと、
過去の経済指標の発表や要人発言、あるいは為替介入など、
自動売買ソフトの「リリース前」の過去の値動きについては、
しっかり織り込まれて作られてるのが「自動売買」です。

ですから、自動売買ソフトの販売ページなどには、
「この自動売買ソフトは、リーマンショックだけでなく、
 ギリシャショックもドバイショックもキプロスショックも、
 全部、乗り越えてきました!!
 (だから、ほったらかしでも大丈夫だよ。)」
というニュアンスの内容が語られています。

しかし、それはあくまでもバックテストでの話であり、
「リリース前」の話である訳です。

そんなモン、過去の話だから乗り越えて当たり前です。

肝心なのは「リリース後」で、
当たり前ですが「リリース後」の値動きには、
その自動売買ソフトは対応していない訳です。

よって、リアル口座で運用する場合は、
予想外の値動きが想定されるイベントがある日や、
予想外の値動きが想定されるイベントがありそうな時期は、
運用を止めておく方がよほど正解だと思うのです。

(今後で言うと、雇用統計などはもちろんそうですが、
 「参院選」の前後などもまさにそれに当たりますよね。)

つまり、裁量の知識という土台の上に立っているのが
自動売買だと私は思う訳です。

これ、裁量支援ツールも同じだと思います。

「裁量支援ツール」って世の中にたくさんありますが、
あなたは何か利用したことがありますか?

やってみればわかると思いますが、
「売買サイン」が出たら
「すぐにエントリーをする」ことを繰り返して勝てるツールは、
おそらく「皆無」です。

あくまでも「裁量支援ツール」ってのは、
そのロジックに従って「相場状況を把握する」ためのもので、
サインが出たからと言って、
その都度ホイホイとエントリーしたとしても、
勝てるとは限らない訳です。

私が思うに、最終の売買判断まで、
裁量ツールに任せようとする人が多いために、
裁量ツールでは稼げないという人が出てくる訳です。

そのツールの相場状況判断が、
「売買可能」というサインが出ていたとしても、
その上で、
「あなたの判断という最終フィルター」
を加味した上で裁量判断をしなくては、
いつまで経っても勝てない訳です。

先日のメールの一節を流用すれば、
・「主」が「あなたの裁量判断」
・「従」が「裁量支援ツールのサイン」
ということになる訳です。

ゆえに、その裁量支援ツールが、
一定の相場判断を行うツールとしては、
非常に優れたツールであったとしても、
そのツールを利用する人の準備が整っていなければ、
その価値がわからずに、
「このツールは稼げんワ。」
という残念な判断を下しかねない・・・という訳です。

余談かつ私見ですが、
私は、裁量支援ツールを自動売買化することも、
「おもしろい試み」だとは思うことはあっても、
「それで利益が出るのかどうか」については懐疑的です。

「おい、西ヤンよ。
 自動売買も、裁量支援ツールも、
 裁量的な知識が必要なのは、半分くらいだがわかった。

 ただ貴様、前回の記事で、
 『裁量などは考えずに「自動売買」をするのも、
  またひとつの方法です。』
 なんて調子のいいことを言っていたがあれはどうなんだ?」

おっと。

これは失礼いたしました。(貴様って・・・(汗))

これ以降は、人それぞれの考え方だと思いますので、
あくまでも西ヤンの見解としてお読みください。

また、その前提として、
「とは言え、裁量の知識があるに越したことは無い。」
「とは言え、資金管理には気を配る必要がある。」
ということも付け加えておきます。

さて、自動売買に取り組む上で、
裁量の知識が必要ないと思われるケースは
私が考えるに「2つ」のケースがあります。

ではその答えからお伝えします。

1、相場判断を必要としないEAを運用するケース
2、相場判断を人に任せるケース

ひとつひとつご説明します。

まずは、
1、相場判断を必要としないEAを運用するケース
ですが、これはそのままご理解ください。

これまでも繰り返しお伝えしてきた通り、
一般的なEAを運用する上では
「適切な相場判断」とそれに応じた
「運用の取捨選択」が必要ですが、
これを必要としないEAの場合の話です。

2012年12月末、私は「ドンファン」という自動売買ソフトを、
10日間だけご紹介したことがあったのですが、
このEAは「確率論」に則った自動売買ソフトですので、
1、相場判断を必要としないEA
に当たるのです。

あなたは「大数の法則」をご存知でしょうか?

これは確率論における定理のひとつなのですが、
例えば、あなたがサイコロを転がしたとします。

コロコロと。

どの目が出るかの確率は「1/6」のはずです。

実際の出目は、
サイコロを転がす回数が少ない場合には偏りが出ますが、
しかし、転がす回数を圧倒的に増やしていけば、
最終的に理論値である確率1/6に近づくようになります。

これを「大数の法則」と言います。

「ドンファン」は確率論を採用していますので、
大数の法則を意識した運用が前提となります。

つまり、運用時に動かしたり止めたりすることが、
逆に確率論の根幹部分を壊してしまうので、
どんな相場であっても相場判断などはせずに、
運用し続けるのが最良の方法だという訳です。

ゆえに、相場がどうであろうと、
とにかく転がし(運用し)続けるけることが肝要なのです。

この手のEAを運用する場合に、
1、相場判断を必要としないEAを運用するケース
が適用される訳です。

次に、
2、相場判断を人に任せるケース
ですが、これもそのままご理解ください。

自分ができないなら、できる人に任せちゃおう!!
という安易な発想となります。

このメールを読んでらっしゃる方の多くは、
日中、お忙しく働いてらっしゃる方です。

そんな方が、自動売買で利益を継続的に出すために、
・裁量を学んで、
・質の良いEAを見つけて、
・運用の取捨選択をして、
・パラメーターを最適化する
・・・となると、確かにこれは大変な作業かも知れません。

なので、これを人に任せてしまおうというモノです。

例えば私は今、「Forex Robin VOL」というEAを、
お勧めの1位に推しています。

「Forex Robin VOL」の西ヤン評価です

これには、ご購入者様向けの特典をご用意していまして、
その時々の相場に合った「パラメーター」を
不定期ですが、配布させていただいています。

特にロビンは、パラメーターが柔軟ですので、
パラメーター次第では、運用に大きな変化が生まれます。

したがって、その時々に相場が変化したとしても、
パラメーターを変化させることで、
その相場に合わせたオプティマイズ(最適化)が
かなり柔軟に可能になる訳です。

そういった意味で、とても玄人好みのEAで、
初心者様が手を出すと「火傷しやすい」EAかも知れません。

あ、余談ですが、先日のメルマガで
「自動売買トレーダーの集い」なる秘密めいた集まりに
定期的に顔を出しているとお伝えしました。

この集いが、先日も行われたのですが、
そこで最も話題に上がったのが「Forex Robin VOL」でした。

自動売買で何年も利益を出しているような「玄人連」をして、
「ロビン・・・、ありゃ本当に凄いEAだ。」
(ほぼ発言ママ)と、言わしめていました。

チクと横道に逸れましたが、
このように配布されたパラメーターを運用することで、
裁量知識が無くても、相場の移り変わりに応じて、
最適化されたパラメーターを利用することができる訳です。

まあ、
2、相場判断を人に任せるケース
をもっと突き詰めてしまえば、
「ファンド」など、
資金だけ出して完全に運用を任せてしまうような
ケースも出てきてしまいますが、
これは自動売買から外れるので本日の話題からは外します。

なお、これは繰り返し言ってしまいますが、
自動売買を運用する上では、
「裁量の知識があるに越したことは無い。」
と思います。

つまるところ、
1、相場判断を必要としないEAを運用する
2、相場判断を人に任せる
というスタンスで自動売買を取り組む以上は、
FXの知識はさほど貯まらない。
と理解いただいた方が良いでしょう。

はい。

今日も長くなってしまいましたので
まだお伝えしたいことはたくさんありますが、
この辺で区切っておきます。

同じような趣旨で、近々、
もう一回くらい記事を更新したいと思います。

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