徳洲会との思い出(猪瀬元知事を偲ぶ)

猪瀬知事が辞職を表明しましたナ。

都議会でのヒドいは、
だけにの間を賑わしたかも知れませんが、
私には「深い感慨」が脳裏をよぎりました。

というのも、これまでにもお伝えしている通り、
私はサラリーマン時代、
出版社とかゲームメーカーとかを点々としてきたのですが、
かれこれ10年ちょっと前、
そう、当時はITバブルが華やかだった頃、
そのITバブルの尻馬に乗っかって一山当ててやろうという会社に、
在籍していたことがありました。

一時的にですが。

その会社の「金主」が妙な芸能人やらうさん臭い政治家やらと
密度の濃いつながりがあり、
これがまた(恐らくは)公にできないような
お金の出し入れがあった訳です。

今はこんなになっちまった私も、当時は花も恥じらう20代

上層部からは、
「ウブで何も知らない使い勝手の良い男」
だと恐らくは思われており、
事実、無知で無垢な私は、そんなウブな人間だったのですが、
鬼ごっこのまめよろしく、その存在はまさに空気

「オレ、この場にいてエエンかな?」
という出所の怪しいお金が流れる現場に居合わせたことが
何度かありました。

もちろん、誰から誰に?といった部分はまったくわかりません。

ただ、わからないなりに、そのお金の扱い方が、
普通の扱い方ではないなと感じたのは確かです。

 

で、もはや時効でしょうからお話ししてしまいますが、
実は、その会社での業務の一環として、
徳田徳美さんに「インターネットとは何ぞや」という講義を
数時間に渡ってさせていただいたことがあります。

はい。

徳田徳美さんってのはあの方です。

徳田虎雄さん長女さんです。

国会議員の毅さんとか、
スターン美千代さんとかをまとめていた不動の長女さんです。

 

当時、在籍していた、
「ITバブルの尻馬に乗っかってやろう会社」の「前職」は、
私は出版社で働いていました。

そこでの経験が良くも悪くも買われた訳です。

その「ITバブルの尻馬に乗っかってやろう会社」の金主が
徳田虎雄さんと結構深く関わっていた訳です。

少しずつ一般の方々に浸透しはじめ、
多くの企業が事業化しようと躍起になっていた
インターネットについて、
恐らく当時の会社の中では最も詳しいだろうということで、
金主と徳田虎雄さんの間に何の話があったかはわかりませんが、
私が徳美さんに「インターネットとは何ぞや」という
講義をするという羽目になったという訳です。

 

実はここまでは、
本日の記事の肝のお話とはほとんど関係ありません。

私自身、徳美さんに講義をしたことは覚えていますが、
今、覚えていることと言えば、
「当時の知識でようやったな」というヒヤヒヤ感と
「徳美さんの恰幅の良さ」くらい。

本日のご案内の枝葉末節の部分な訳です。

 

で、ここからが本日のご案内の本題です。

 違和感があれば、
 原則に立ち戻って考え、
 真実を見る目を養いましょう。

という話をチックラしたいと思います。

 

実際のところ、これからお話しする話は、
単なる事実を話そうとしている訳ではありません。

実体験を含めて様々なところから収集した事実を集め、
その中から「私の中の真実」をお伝えしようと思います。

つまるところ、今回の猪瀬知事の資金問題が、
私にはあまりにも違和感がありまくりだったので、
私なりに原則に立ち戻って考え、
私なりに真実を導き出そうと考えました。

かつてほんの少しだけ関わった徳洲会との記憶を思い出しつつ、
自分なりの真実を見ようと思った訳です。

 

先日、西ヤンサイトでもご案内した
「林則行」さんのセミナーを受講したのですが、
その時、林さんも、
「違和感があれば、原則に立ち戻って考えましょう。」
ということを盛んに繰り返していました。

私は、その意見に大いに同調した訳ですが、
こうした「考える」という訓練は、
為替の世界で生きていく上ではもちろんのこと、
行きていく上で実に重要です。

こうした訓練を繰り返すことで、
「平時」はもちろんのこと、
「予期せぬ事態」が起きた時に力を発揮する訳です。

 

では参ります。

徳洲会とのご縁で一度だけお会いした方がいます。

能宗克行さんです。

徳田虎雄前理事長の元側近中の側近で、
徳洲会の金庫番と言われた方です。

徳田虎雄さんが代表を勤めていた自由連合も、
能宗さんの決裁が無くては動けなかったと言われています。

今回、横領の疑いで能宗さんも逮捕されてしまいましたが、
この人は元々、石原慎太郎との秘書的な立場でもありました。

その後、徳田虎雄さんの側近となり権勢を振るってきた訳です。

 

さて、私がわかっていたことをまとめておきます。

・「徳洲会」から「猪瀬知事」は5,000万円を受け取った。
・「能宗克行」は「徳洲会」の元金庫番。
・「能宗克行」は「石原慎太郎」の元秘書。
・「石原慎太郎」の信任を受けて都知事を継いだ「猪瀬知事」。

最初に、
「猪瀬知事が徳洲会から資金を5,000万円を借り受けた。」
というニュースが出た時、
上記の構造がわかっていた私は、すごく違和感を感じました。

だって、確かに借り受けたのは「都知事選の前」なのですが、
しかし、石原慎太郎からの公認の推薦をもらって、
知名度だけで当選すると言われていた選挙だった訳です。

にも関わらず、なぜ5,000万円を借り受けたのか。

普通に考えて、
資金が必要であれば、公的機関から借りれば良い訳ですが、
なにゆえ、利権の宝庫である医療法人などに借りるのか?

何か、借り受けなくてはならない理由があったのか。

しかも「現金」での引き渡しです。

あなたもご承知の通り、
現金での引き渡しとは、銀行に履歴が残りません

銀行に履歴が残らないと言うことは、
原則、政治献金を監督する官庁もチェックができませんし、
原則、税金を司る国税も「追えない」ということです。

海外のFX業者などの入金する際、日本の銀行から送金をすると、
わずかな額でも税務署の「監視下」に置かれるのと同じです。

そうです。

「現金」で、引き渡しされる多額のお金が、
まともなお金なハズが無いのです。

なぜ?
なぞこんなリスクを冒す?

猪瀬知事もそんなに馬鹿じゃないでしょう。

ノンフィクション作家として、
様々な問題に切れ込んできた人間が、
こんなことも知らない訳がありません。

「政治家としてアマチュアだった。」
などど言ったようですが、
そんな理由が通用するとは到底思えません。

つまり、このリスクを越えても、手に入れたかった、
あるいは、
本人は望んでいなかったが手に入れざるを得なかった
・・・ということになる訳です。

 

さあ、考えてみましょう。

なぜ、こんなことをしでかしたのか?
なぜ、こんな幕引きとなったのか?

 

私は、今回の猪瀬知事の資金問題で感じた「違和感」に対して、
このように考えました。

真実は別にあるかもしれません。
あくまでも私の考える「真実」ですので誤解無きように。

自分なりに集められる事実と情報を集めて、
頭の中で、自分なりの「真実」を導き出すことが重要な訳です。

 

●猪瀬知事は自分の虚像を守るのに必死だった

●そんな猪瀬都知事にとって徳洲会とのパイプを持つのは重要

●猪瀬知事に徳洲会を紹介したのは、
 自身の元秘書の能宗氏が徳洲会の元金庫番に君臨していて、
 本人も徳洲会に深く関わっていた石原慎太郎

●だからこそ徳洲会からの資金提供を喜んで受けた

●徳洲会としても売却予定の東電病院を取得したいと思っていたので、
 そのためのキーマンとなる猪瀬都知事への資金提供は合理的

●徳洲会の元金庫番である能宗克行氏が徳洲会から干され、反目し、
 徳洲会の公職選挙法違反、黒いお金の流れをいずれかに漏らした

●徳洲会の問題が発覚し、連鎖的に猪瀬知事の資金問題が発覚する

●徳洲会から石原慎太郎へは、 猪瀬都知事の比較にならないくらいの
 大きな資金が流れていると考えるのが自然

●都議会が強い調査権限のある百条委員会の設置に動き出した時、
 石原慎太郎自身にもメスが入る可能性があるため、
 慎太郎自ら「じたばだできないだろう」と猪瀬都知事へ引導を渡す

●監督官庁への最後の火消しは、
 これも徳洲会および石原慎太郎と深い関係のある亀井静香が暗躍

●これで石原慎太郎には危害が及ぶことは無し

●亀井静香も2,000万円の資金提供が表面化しているが、
 恐らくこれも今後、うやむやになるだろう

 

はい。

繰り返しますが、あくまでも私の考える「真実」です。

あっている部分もあると思いますが、
そうでない部分もあると思います。

あなたの中で、常に自身で真実を見る目を、
養い続ける必要があるのだと思う次第です。

 

まあ・・・、恐ろしいことに、政治に絡む資金提供ってのは、
本人が行わず、秘書が行うことが多い訳です。

現金で受け渡すくらいですから、
双方ともに履歴が残ってしまったら困る訳で、
普通は借用書なんて作らないのですね。

そうすると、秘書が現金の受け渡し前に、
幾ばくか「抜く」こともある訳です。

だって、履歴が残ったら困るお金なのですから、
「資金提供側」と「資金提供される側」の金額など、
一致していなくても良いのですから。

能宗氏がそうだったかはわかりませんし、
世の中のほとんどの秘書の皆さんはそんなことはないと思いたいですが、
こうした「政治家の秘書の役得」というものも存在すると考えると、
政治に対する見方というもが変わってくるかもしれません。

 

はい。

本日は、違和感があれば、原則に立ち戻って考え、
真実を見る目を養うべきという話をさせていただきました。

何事も繰り返しの訓練が重要です。

 

年を重ねると、悲しいかな「体」は衰えていきますが、
嬉しいことに「脳」は、死ぬまで鍛えることができますし、
それに反応してくれます。

脳を鍛えるのに遅いもクソもありません。

チックラ頑張っていきやしょう^^

 

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