「GATCA」とは?「GATCA」に怯える投資家たち

前回の記事でチクと香港に行ってきたことに触れました。

 

香港では香港で活躍するたくさんの日本人とお会いしたのですが、
投資の商売をなさっている方もたくさんご紹介いただき、
いろいろ議論を交わしてきました。

彼らとの話の中で、今、投資家さんからの相談で多いのが、
ご存知「GATCA」に対してのものだそうです。

偶然、香港に出発する前日にも、
これまた欧州で資産運用のコンサルをしている方にお会いしたのですが、
この方も顧客から、
「GATCAでオレはどうしたらエエネン(泣)」
という相談が最近は増えていると教えてもらったばかり。

つまり、「GATCA」によって、
これまでに自分の資産を守るために動いてきた資産家が、
今まで通りにその資産を守り続けられるのか?
という問い合わせが増えているということです。

 

ちなみに「GATCA」とは「グローバルFATCA」のことで、
「ガッカ」とか「ガトカ」とか言われています。

OECD参加34か国において、
納税者の特定を義務付けるという実に恐ろしい協定で、
今年の7月に開始されるfatcaに連動して、
2015年を目処に行われることが想定されています。

 

日本は香港やらシンガポールやらと租税条約を締結していますが、
西ヤン流にわかりやすく言うと、
「これよりももっと厳しい協定を世界各国と締結しまっせ!!」
というシロモノで、
OECD主要国たる日本がこれにサインをしないと、
日本がGATCAのブラックリストに載ってしまうようです。

これまでであれば、例えば問題のありそうな日本人の口座情報を、
日本当局が【名指し】で香港などの銀行へ開示要求し、
その特定の人間のみの情報が開示されるという流れでしたが、
「GATCA」に日本が飲み込まれた日には、
【まるまる】日本人の口座情報を日本当局は確認できるという訳です。

オンラインでガッツリとつながってしまうのですから、
クリミナルレポートなどがなくても、
当局が知りたくなったらすぐに知ることができる。

例えるならば、我々日本人の「国内」の銀行口座が
当局に筒抜けなのはあなたもご存知だとは思いますが、
これが、世界各国でもより同じような状態に近づく。

誤解を恐れずに言うと、
商売や投資などで発生した収益は、
原則、どの国であろうと日本当局に常時監視されまっせ
という話。

 

もちろん、日本は属地主義ですので、
日本在住の日本国民が海外で収益をあげた場合には、
しっかりと日本国に税金を納めなくてはなりません。

これは国民の義務

当たり前田のクラッカーです。

(しかし、いずれ日本は米国のように属人主義に移行することを、
 覚悟しておいた方が良い気もしますが・・・。)

とは言っても、正しく納税しているにもかかわらず、
痛くもない腹を探られるのは腹立たしい話。

2013年末から施行された「国外財産報告制度」で、
日本の居住者が、5,000万円超の
海外預金口座・不動産・株式などの国外財産を保有する場合、
税務署へ申告義務が発生するようになりました

今後ますます「国による国民の資産管理」は加速していくでしょう。

恐ろしい世の中になっていくものです。

 

少々話は変わりますが、海外に行くと、
いかに日本という国が国民に対し、
「海外の情報」を統制しようとしているのかがよくわかります。

勤勉で真面目な、世界的に見ても実に優秀な民族が、
なぜ、いまだに英語を使いこなせないのか。

なぜ、英語を使いこなせるような教育をせず、
これだけ批判を受け続けている
読み書き文法中心の英語教育を施すのか。

 

チクとお聞きしますが、
英語圏外の国の英語能力ランキングで日本は何位だと思いますか?

26位です。

アジア圏で言うと、マレーシアが11位、シンガポールが12位、
香港が22位、韓国が24位、インドネシアが25位、でその次。

この現状、不思議だと思いませんか?

 

戦後、米国によって都合の良い国に仕立て上げられるための教育が
思いっきり功を奏しているのでしょうが、
日本人は、いまだに英語を「使いこなしてはいけない」訳です。

日本にとっても世界にとっても都合が悪いから。

世界で何が起こっているのか?
日本のメディアが報じていることと、
海外のメディアが報じていることに、
乖離があることが良くあります。

「これ、日本人にとって重要な内容やないか?」
という情報を日本のメディアは触れないことも多々あります。

こうして、日本人を育てる根本的な教育から、
我々日本人は海外の情報を規制統制され、
どんどん日本人は世界から置いてけぼりにされ、
日本の鎖国時代以上に閉鎖した国に向かっていく。

 

前述した資産運用のコンサルをしている方が嘆いていましたが、
海外の投資立国から見ると、
日本人は騙し放題でナンデモアリの投資後進国だと
馬鹿にされているようです。

自分で判断ができないから、
「ちゃんとしているっぽい」ショウムナイメディアや、
「ちゃんとしているっぽい」ショウムナイ営業マンの話を
鵜呑みにしてしまう。

そりゃそうです。

日本では投資教育なんぞまともに受ける機会がない
のですから。

 

日本の高度成長期、
定期預金に預けていれば年利8%なんて時代もあった訳です。

そりゃあ、猫も杓子も定期預金を組みます。

しかし、今や定期預金の金利ではうまい棒すら買えません。

 

もっと言ってしまうと、バブル景気時代には、
不動産やら株式やら、何を買っても上がるのだから、
投資を「と」の字も知らない素人が投資をして、
バブルがはじけて大損害。

それからといもの投資は怖いものと言うイメージが先行。

FXをやっているなどと周囲に言おうものなら、
「アンタ、大丈夫?」
と心配される始末。

って、
「FXという可能性のある投資をしないアンタが、
 大丈夫なんかい!!」
と言いたいのをグッとこらえて、
「やっぱ言わなきゃ良かった。」
とまた殻に閉じこもる。

そんな国であり、一般的な日本人の感覚なのですから、
普通に生きていれば、投資はどんどん遠ざかっていきます。

 

最悪なのは、国は「投資家保護」としながら、
守っているのは日本の金融機関ばかりであるという事実。

阿呆かと思います。

日本国の言う投資家保護というのは、
情報を規制して、投資を規制して、
日本の投資家をどんどん過保護にして、
どんどん考えなくても良いようにして、
どんどん国民を投資の阿呆にして、
「みんながやっているから安心」とか言う、
「右にならえ」のザ・日本人的発想で行動させる。

だから、ニーサ(NISA)なんて始める訳です。

あるいは、そういった枠から外れた投資家は、
自分の投資のルールをまってく決めずに、
ギラギラした目でリターンしか考えない投資に手を出す。

 

いやいや、もちろんエエのです。

・ハイリスクハイリターンであろうと、
・ミドルリスクミドルリターンであろうと、
・ローリスクローリターンであろうと、
どんな投資を行おうと構わない訳です。

自分にどのくらいの資金があって、
どのくらいのリスクが許容できて、
どのような投資をしたいのか?をあらかじめ決めておき、
それにあった投資を「選択」すれば良いのですから。

・100万円の元本をできるだけ毀損させることなく、
 年間5万円の利益を取ろうとするような投資でも、

・100万円の元本が仮に全て無くなっても良いから、
 うまくいけば年間で倍にするような投資でも、

自分がどんな投資をするかという方針にあっていて、
自分がそのリスクを取れるようであれば、
ぜーんぜん良い訳です。

 

投資にリスクはつきものですから、
そのリスクばかりを声高に謳っても仕方ありません。

リスクばかりを恐れていてはロクな投資ができません。

しかし一方で、リスクを度外視した投資をすれば、
それはすべて自分に跳ね返ってきます。

 

そうではなくて、すごく単純な話で、

自分がどんな投資をしたいのかをしっかりと考え、
その考えにあった投資を自分で選択する。

ことができれば良い訳です。

 

こうした考えを持って行動することは、
国からすると、厄介な存在になることなのかも知れませんし、
また、前述したように、悲しいかな日本では、
投資をやっているというだけで、
周囲の人間から疎まれるのかもこともあるかも知れません。

 

・・・ウルサいってナ話です。

人の投資方針に文句言うなってナ話です。

だからこそ「今、あなたはどうするか?」な訳です。

 

国に踊らされることなく、
周りの人に踊らされることなく、
インターネットの情報に踊らされることなく、
もちろん、私(西ヤン)だけに踊らされることなく、
ご自身で投資戦略を練って考えた上で投資をする。

そのためには、悲しいかな努力するしかありません。

「投資」という「人生を幸せにするツール」を利用して、
いかに最高に素晴らしい人生を送るか。

一生懸命、脳みそに汗をかかなくてはなりません。

もちろん、こうした考えの上で、その過程において、
「チックラ、西ヤンを信じたろか」と思っていただくのも結構な話。

どうぞご自由に。

 

余談ですが、私が昨年、
「海外資産運用マスター」のマスター資格を取得したのは、
こうした学びの一環です。

FXとは数多くの投資カテゴリのひとつ。

自分が日本とカナダで幸せに生きるため、
投資の全体像を理解して、どのような投資を行うべきかを
見極めたいという思いから2ヶ月間の厳しい学びと試験を経て、
マスター資格を獲得しました。

今では、投資家さんに対してどのような投資をすればよいのか、
正式にアドバイスをできる立場にいます。

ただ、こうした学びの結果、
FXってのは改めて素晴らしいものだな
という思いを抱えた自分がここにいるのもまた事実です。

 

幸いなことに、あなたはFXにとっても近い存在でいる訳です。

それは投資を知らない日本の大多数の方と比較すると、
大きなアドバンテージです。

 

まずは、ご自身がどのような投資をしたいのか
とにかく学び、ご自身の投資戦略を決めましょう。

そして、精力的に投資をしましょう。

日本国が海外の情報を統制しようとしていることなんか、
クソ食らえです。

どんどん吸収して、
どんどん戦って、
どんどん幸せになりましょう。

 

そのための情報提供は私は惜しみませんので。

 

ちなみに、
「海外資産運用マスター」で事前に読んでおくべき課題書は、
「内藤忍の資産設計塾【第3版】」でした。

内藤忍の資産設計塾【第3版】

これで、「投資に対する基本的な考え方」を
ある程度、身につけることができるようになります。

また、おのおのの投資カテゴリへの深掘りではありませんが、
投資の全体像を網羅していますので、
投資全体の中でのFXの位置づけがわかります。

ちなみに、この本で扱われている「FX」については、
わずか7ページだけです(笑)

また、稼げる方法を教えてくれる本ではありません。

稼ぎ方のロードマップを教えてくれる本です。

 ご参考まで。

 

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