呑み業者の「功罪」の「功」の方とは?

以前、FX業者の利益はどこから出ているのか?を、
下記の記事でご紹介しました。

FX業者の利益はどこから出ているのか?

 

この記事では、少々呑み業者を批判的に書いてしまいましたが、 
まあ、よく考えれば呑み業者にもがあって、
そのの方をお伝えしなくてはフェアでは無いかなと。

つまりは呑み業者の良い点です。

あなたも「功」と「罪」の両面を知ることで、
FX業者に対する理解も深まると思います。

かなり独りよがりの意見かも知れませんが、
どうぞお付き合いください。 

 

はい。

私が思うに、雇用統計などの「重要指標の発表時」、
つまり、値が大きく動くタイミングでは、
呑み業者でのトレードが正解の「場合」もあるかと思います。

あくまでも絶対ではありません。
インターバンク直結業者の方が良い「場合」もあります。

・・・という前提でお聞きください。

 

まずは、
インターバンク直結
と謳っている国内業者に注目してみます。

例えば、
・「ひまわり証券」の「ディールFX」
・「サイバーエージェントFX」の「C-NEX」
・「外為ファイネスト」
・「サクソバンクFX」
・「kakakuFX」の「Mk-2」
あたりは、インターバンク直結を謳っています。

さて、
これらのインターバンク直結業者の良いところは、
相対業者とは違って、
投資家からの注文を直接インターバンク市場に流すので、
・スプレッドが狭く
・約定力が高い
などと言われています。

加えて、投資家の注文を呑んだりしないので、
呑み業者による不穏な価格調整も行われません。

つまり、インターバンク直結業者の利益に目を落とすと、
本来的にはスプレッドのみとなる訳なのです。

 

さてここで、ある事件をご紹介します。

その事件が発生したのは、
2012年、4/6(金)の雇用統計の発表直後のことでした。
(この日はグッドフライデーでした。)

先にご説明したインターバンク直結業者である
「ひまわり証券」の「ディールFX」で、
4/6の雇用統計の発表直後の「EURUSD」のスプレッドが、
なんと83.0Pipsにまで広がったのです。

本来ならば一番狭いはずの、
「EURUSD」でのスプレッドの話しです。

これは間違いではありません。

「0.83Pips」でも、
「8.3Pips」でもありません。

スプレッドが「83.0Pips」にまで広がった訳です。

 

なぜ、インターバンク直結と言われる「ディールFX」で、
ここまで異様にスプレッドが広がってしまったのか。

通常、インターバンクに流している場合は、
そのFX業者が表示する為替の価格は、
インターバンクのいずれかの銀行の値が反映されます。

(流しているいくつかのインターバンクの銀行の中で、
 最も低い値を採用しているFX業者が多いようです。)

しかし、雇用統計発表の直前などは、
インターバンクの銀行自身のスプレッドも、
かなり大きく開いている場合があるのです。

更に、雇用統計発表の後などは、
値がとても大きく動いているので、
インターバンクの銀行自身も値を出せない場合があるのです。

つまり、インターバンクに直結させて、
その値を表示させようとしているFX業者からしてみれば、
いくら価格を表示をさせようにも、
インターバンクの銀行が値を表示してくれないので、
FX業者も値を出しようがないのです。

だから、インターバンク直結のFX業者によっては、
雇用統計発表後「5秒」くらいは、
一切、価格が表示されない場合があったり、
先の「ディールFX」でいうところの
スプレッドが「83.0Pips」なんて場合があったりする訳です。

こんな時に、エントリーしてしまったら大変です。

ポジションを持った直後に83Pipsの含み損ですから(汗)

 

インターバンク直結業者の苦しい仕組みを
なんとなくでもご理解いただけたでしょうか?

こうした現象は、
インターバンク直結だからこそ発生してしまう、
げに恐ろしい現象です。

 

一方でこのような値動きが激しい場合、
呑み業者であればはどんな行動を取るのか。

投資家からの「買い」の注文と
投資家からの「売り」の注文を、
いつもながら自社内で相殺してしまう訳ですね。

つまり、トレーダーは、
国内の相対業者特有の狭いスプレッドで、
スッと取引ができてしまうという訳です。
(勝つか負けるかはまた別の話ですが。)

こういった観点から、
「呑み業者が一概に悪いと言うことも無いかもしない。」
「呑み業者の「功罪」の「功」の方もある。」
という風に思った次第です。

 

うーん。

でも、ここまで書いてみて、
これを呑み業者の功罪の「功」と言っていいのか?
と悩んでしまいます。

大きな値動きが発生する場合は、
相対業者たる呑み業者特有のスベりが発生したり
大口取引であれば、注文が全然入らなかったり
なんてこともありますし。

とは言え、
・呑み業者においては呑み業者なりの理屈と利点と不利点が
・直結業者においては直結業者なりの理屈と利点と不利点が
存在すると言うことを覚えておいてください。

 

FX業者も一企業ですので、
利益のためには、いろいろと策を講じています。

我々トレーダーは、それをかいくぐって
何とか利益を上げなくてなりませんが、
ただ、あまりにFX業者が「悪」だと考え過ぎるのも、
我々トレーダーの視野を狭めかねません。

下手をすれば、
FXはやれない結論に至りかねません。

(最近、私がFX業者は我々を騙そうとしている
 というニュアンスの発言が多かったので、
 少しナーバスになっている読者様が多いようです。
 あくまでも、FX業者が利益を得ようとするための、
 あれやこれやの「策」な訳です。)

 

ゆえに私は、

・まずは負けない手法

・次に資金管理

・そして、それ以外の様々な要素の中の一つとして
 ようやくFX業者の質

くらいの順番で捉えておくのが良いと思います。

 

ここまで言っておいてナンですが、
あまり神経質になり過ぎないようになさってくださいね。

 

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