ネズミ講に荷担しました(年金問題を数字から考えてみよう。)

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また腹立たしい年金絡みのニュースが流れてましたナ。

今度は、年金試算公表見送り

この問題に対して、
ドジョウやら、イオンの弟やら、輿石老人やらが、
発言を二転三転させていますが、
一番笑ったのは、電車マニアの前原さんの発言。

「試算を公表すると、
 落ち着いた議論ができなくなる」

おいおい(汗)

落ち着いて議論ができなくなるほど、
トンデモナイ試算なのかい。

党内ではタカ派で知られ、
党内批判も平気でやっちゃう前原さんの発言てのが、
またミソです。

無論、年金がトンデモナイ状態だってのは国民は百も承知。

にも関わらずこの期に及んで
嫌なことの先送り

これは、未成熟の脳を持った方がやること。

さて、今日は年金について、
どれだけ砂上の楼閣にダマシダマシ乗っかっているか、
少し深掘りしてみます。

年金は、ザックリと言うと、
下記の3つの前提があって成り立っています。

1、継続的な加入者がある
2、年率3%以上の高利回りの運用が実現される
3、みんながキチンと払ってくれる

これ、本当です。

年金(国民年金、厚生年金とも)は、
こんな崇高な前提の上に、
砂上の楼閣よろしくボンヤリと立っている訳です。

ひとつひとつ現状をかみ砕いて申します。


1は、ご存じの通り、
2006年をピークに日本の人口は下り坂ですし、
年金不信・年金不安も手伝って若い世代が加入しません。

給与天引きというマジックで、
いつの間にやら強制徴収されている厚生年金も、
失業率が上がっている昨今においては、
年金の加入者はグングンとウナギ下がり状態です。

ゆえに、
「1、継続的な加入者がある」
の前提は、もはや崩れ去っています


そして、2ですが、
資産運用には100兆円ほどが回されているのですが、
先般のメルマガで書きましたとおり、
去年、見事に米国債の投資に失敗し、
3ヶ月で4兆円吹っ飛んでしまいました。

「年率3%以上の高利回り」どころか、
利回りはマイナスです。

ゆえに、
「2、年率3%以上の高利回りの運用が実現される」
も、事実無根の楼閣


そして、3ですが、これは震撼しますよ。

「今、年金の支払義務のある国民の内、
 どのくらいの国民が年金を支払っているのか?」

これ、あなたはご存じですか?

勇気のある方だけ、答えをご覧になってください。

はい。

2011年時点での年金支払状況は、
 未納:4割
 減免:2割(何らかの理由で年金を減額してもらっている人)
 支払:4割

「・・・ってマジ?」

マジです。

「ちゃんと払っている人の方が
 少ないの?」

はい。
残念ながらそうです。

この数字は、とある国会議員さんが、
ある年金関連の委員会にて発議するために、
厚労省から引っ張ってきた情報ですので
大枠は間違いは無いでしょう。

と言うか、こんな情報を表に出してしまったら、
アホらしゅうて、
年金なんぞ払う人がいなくなってまいます。

まともに払っている人は、実に「4割」。

クゥーッ(泣)

このように、年金を支える3つの前提が崩れ、
実質的にはシステムとして破綻している訳です。


ちなみに・・・、
先ほどの「1」「2」「3」を前提としたビジネスモデルで、
加入者が止まった時点で破綻してしまうシステムを、
何と呼ぶか知っていますか?

はい、そうですね。

ネズミ講です。

チューチューのネズミさんです。

我々国民は、国家ぐるみでネズミ講に荷担し、
しかも、そのシステムが崩壊しているにもかかわらず、
国の責任者により問題点の核を明らかにされず、
末端の正直者ばかりが営々と支払わされ続けている訳です。

「こ・・・、怖っ!!」

そうです。
怖いのです。

何が怖いって、国のやり方も怖いのですが、
それ以上に、年金があるから大丈夫だと思い込み、
まあ何とかなるから大丈夫だろうと、
楽な方向に思考停止をしている限り、
「イザ」と言う時に何の準備もできておらず、
その時は、いわゆる「後の祭り」だから超怖いです。

そもそも私は今39歳なのですが、
「年金なんぞマトモにもらえる訳がない」
と思っています。

私くらいの年齢で、冷静な「目」を持てる人間であれば、
同意見にならないとおかしいはずです。

あ、もちろん、年金は支払っていますよ。
正直者ですから(笑)

妙な使命感で、少なくとも両親が生きている間は、
年金を支払おうと思っています。

その後は・・・、まあ、その時に考えます。
(無論、正直者なので払うつもりですが(笑))

ただ、少なくとも、年金に依存する生き方だけは、
現在の40代以下(49歳以下)の方は、
あまりに不健全なので、やめた方が良いと思います。

ちなみに・・・、

あなたは、
「100年安心プラン」
ってご存じですか?

2004年の年金改革の際に、ときの厚生労働大臣が、
この「100年安心プラン」を豪語して話題になりました。

当時、与党だった自民党が、
2004年の年金法改正時において喧伝してきたことで、
100年後であっても現役の平均手取り収入の
50%の年金給付水準を確保するというものです。

おいおい・・・(汗)

ちなみに、この「100年安心プラン」で
積み立てられた年金の推移額の「見込」は下記の通り。

●年金積立金の「見込」の推移
—————————————————
       政府の見込    実際
—————————————————
2006年  171.4兆円   143.1兆円
—————————————————
2011年  170.3兆円   117.7兆円
—————————————————

政府の見込の甘さたるや・・・。

1億2千万人の国民の多くが「アテにする」であろう、
年金額の推移です。

この見誤り方は、万死に値します。

ちなみに、
「100年安心プラン」の作成時に、
政府が用いた前提となる見込のデータは下記の通り。

・運用利率:
2009年:1.5%
2010年:1.8%
2011-2015年:2.9%-3.2%
2016年:3.2%-4.1%

・賃金上昇率:
2009年:6.1%
2010年:3.4%
2011-2015年:2.3-2.7%
2016年:2.3-2.5%

・労働力:
労働力市場改革が成功し、
女性、高齢者で相当の上昇があるだろう。

・年金未納率:
2009年までに、未納率が20%まで下がるだろう。

・・・(汗)

これ、単なる数字遊びかい?
この世にリスクという言葉は存在しないの?
と思うような酷すぎる見込み。

そりゃ、何でも右肩上がりで、
明るい将来像ばかりを想像したい気持ちは十分にわかるケド、
国民の生活を支える年金のプランなんだから、
政府がこんな浮かれた見込を先導して作っちゃダメでしょ。

いやあ・・・
改めて文章にすると、エゲツナさが際立ちます。

こんなあり得ない数字を前提とし、
「100年安心プラン」などという机上の空論を振りかざし、
「だから国民の民さんは、ずっと安心ですよ。
 (だから自民党に票を入れてくださいね。)」
と下品な面構えで悪びれもなく発言する政府を、
あなたは、まだ信じますか?

もちろん、こんな情報を知って、
政府を非難したところで何も始まりません。

政府が腹を括らないのならば、
我々一人一人が腹を括り、
考えて行動しなくてはなくてはならない
と思います。

安直に
「まあ、なんとかなるだろう。」
と思考停止に陥るのは簡単過ぎますが、
それではヤバ過ぎます。

年金のヤバさ、
政府やら政治家のヤバさ、
日本のヤバさを理解したら、
次に歩みを進めましょう。

このサイトでは、ヤバい状況から一歩外れて、
あなたが考えることができる情報をご提供します。

ご一緒に考えましょう。

そして、
あなた自身と家族を、
あなたが守り抜きましょう。

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